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東映の特撮をyoutubeで見つけ、ゴレンジャーをみて、はまってしまったのですが
ぜひ一度見てみたいと思った登場人物がいます。 人造人間キカイダーに登場する「ハカイダー」です。 ハカイダーに関しては、数多くのサイトで、希代のアンチヒーローとして、褒め称えられてるので ぜひみたいと思ったのです。 子供の頃、キカイダーは放映されていました。 少しは見ました、でも、殆ど見ませんでした。 理由は主に2つ 一つはドリフの8時だよ!全員集合とかぶっていたこと そして、より大きな理由は、プロフェッサー・ギルが半端じゃなく怖かったからです。 子供にとっては、あの役者さんの演技は真に迫りすぎて、怖くて夜寝られないような気がしました;;; キカイダーで覚えていることと言えば 鬼気迫るプロフェッサー・ギル みつ子さんがジローにべたべたしてるという感じ そして、超絶格好いい黒衣の青年サブローの姿だけ サブローがハカイダーの人間態だということ知ったのも、しばらく経って原作を読んでからでした。 原作のハカイダーはギルの人格で行動する01編がメインでしょう。 いかにもラスボスらしいハカイダー(ギル)でしたが、とくに感情移入できるキャラクターとも思えませんでした。 ハカイダーを見てみたい、でも、プロフェッサー・ギルは怖いし;;; ともかくハカイダーが登場するという、37話からだけでも見てみよう 今回の配信を見なかったら、多分永久にハカイダーを見ることはないだろうから (お金を払ってまでTUTAYAで借りたくないしという、けちの根性ももちろんありましたし) で、ついに見ました プロフェッサー・ギルの狂気の表情 「では、その成果を見せてもらおうか・・・でてこい、ハカイダー・・・でてこい、ハカイダー!!」 暗転する画面、BGM(ハカイダーの歌)とともに、棺桶からすっくと立ち上がる黒の戦士・ハカイダー 度肝を抜くとはまさにこの事・・・コメント欄に、我らはこれで心臓を鷲掴みにされたんだということが有りましたが、子供の時にこれを見たら、これはものすごいインパクトだったことでしょう。 「悪の戦士、我がダークの誇る改造人間ハカイダーよ!お前の敵はこの世の中にただ一人キカイダーあるのみ!・・・ゆけ・・・ゆけハカイダー。その体内に組み込まれた悪魔回路を存分に使え!どこまでもキカイダーを追いつめろ。そして・・・そして殺せ!!!!」 何と恐ろしいプロフェッサー・ギルの執念であることか・・・ 無言のまま、アンドロイド雑兵を打ち抜くハカイダー 「それでいい・・・それでいいのだ、ハカイダー」 しかし、ハカイダーはプロフェッサー・ギルの思惑とは全く別の行動をし始める・・・ サブローとして初めて光明寺姉弟の前に現れた時 (口笛を吹きながら、ビルを垂直に降りるサブロー、このシーンだけはよく覚えてします。) ニヒルな黒衣の青年サブロー、しかし、光明寺姉弟を人質に取ろうとしたヒトデムラサキを追い払ってしまう。 サブロー(ハカイダー)は卑怯な作戦は嫌いなのです。 ハカイダーは血液交換という欠点を持つため、時間に制限があります。 その為にギルは、光明寺姉弟を人質にしてジローを捕らえようとする。 ハカイダーにベストの状態で戦わせるには、それが一番効率的でしょう。 しかし、ハカイダーはそれを是としないのです。 正々堂々と、キカイダーと勝負をつけたいハカイダー ハカイダーショットも使わずに、格闘戦で勝負をつけようとするハカイダー もちろんジローは、光明寺博士の脳が入っているため、まともに戦うことができない さらに、ハカイダーはマサルを守るために、仲間のキリギリスグレイの作戦の邪魔をしてしまう。 呼びつけるギルに対し、そんな話なら聞く必要はないと勝手に天井をぶち破って飛び出していくハカイダー 「プロフェッサー・ギルなど怖くはない」と言い切るハカイダー この姿を見て、格好いいと思わない子供がいたでしょうか ある方のサイトかブログに サラダボールを頭にかぶって、ゴム長におもちゃのピストルを差し込んで 自転車を乗り回し・・・ という一節があったように記憶しています・・・ 原作とは全然別の格好良さで、さすがに希代のアンチヒーローと言われるだけはあると思いましたが しかし、ハカイダーの真の魅力、そして、特撮キカイダーの真の魅力はこの後にこそあったのだと思うのです。 PR |
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